「Voidtrain」をプレイしてみた感想・レビュー
おすすめ度
異次元空間を舞台にしたサバイバルゲーム
プレイヤーはエンジニアとして、浮遊する資源を集め、列車を強化しながら、謎に満ちた世界を探索していく。探索・戦闘・ストーリーは最低限といった感じで、個人的に面白かったポイントは列車のカスタマイズ。工夫しがいのある列車の改造が楽しい。
ソロプレイ、最大4人での協力プレイも可能。
宇宙のような空間「ボイド」に迷い込んだエンジニアとなって列車と共に進む物語。
ボイドは無重力となっているため、ふわふわと浮きながら流れてくる資源を集めていく。
多くのクラフトゲームの場合、拠点との移動が面倒になる部分ではあるけど、本作は列車そのものが拠点になっているので、その場で集めた資源を使ってクラフトできる。
拠点ごとエリア移動できるところがなにかと便利に感じた。
車両に置ける施設はラボや武器などの作業台、いらない物を分解するためのリサイクルマシン、研究台でクラフトの幅を広げたり畑で食糧が作れたりと自由度は高い。
途中途中で停止駅があり、ひと休憩できるのも良い。そこで車両の拡張・モジュールなどの追加が可能でオリジナルの列車を自作するロマンを感じられる。
「銀河鉄道999」や「甲鉄城のカバネリ」などのアニメから影響を受けているそうで世界観は親しみやすい。モンスターを仲間にして働かせるのはパルワールドっぽいと思った。
気になった点
・インベントリ関連
クラフトはチェストを参照しないので素材の管理が少し面倒。またクラフトに必要な素材はイラストで描かれるので、頭の中で素材の名前とイラストを一致させるのに慣れがいる。
・遠くに行けない
Steamにはオープンワールドタグが付いてるけど、実際には列車と体がワイヤーで繋がれているので行ける範囲がかなり限られる。寄り道は少しあるけど、ほぼ一本道。
・繰り返し感
チャプターが進んでも同じボイドと停止駅が繰り返される。ずっと変わらない景色で退屈。
雑感
列車版Raftのようなゲーム
サバイバルゲーは個人的には大好物のジャンルだけど、少し期待ハズレな印象で、強くはおすすめでなきないかなと思った。ただ列車を自分で作るロマン、雰囲気は抜群に良い。
ゲームプレイは賛否ありそうだが、値段相応には良いと思う。
