「Super Fantasy Kingdom」をプレイしてみた感想・レビュー
おすすめ度
ドット絵ファンタジー世界の街づくりゲーム
プレイヤーは焼き尽くされた国の王として、住民らに指示を出し、資源を集め、モンスターの襲撃に備えながら王国の再建を目指す。
街づくり系には珍しくローグライト要素があり、一部の特典は次プレイに持ち越しが可能。
この特典を得るために、育てるユニットも厳選!建てる施設も厳選!
という感じで、街づくりとしての自由度は決して高くないが、周回によって新しくできることが増えていくリプレイ性の高さが魅力のゲームとなっている。
 
街づくり
王国にはいくつか空き地があり、そこに作りたい施設を建設。
色々な生産系の施設からリソースを集めて王国を発展させていく。わざわざ住民たちを直接操作をする必要がなく、街づくりゲーとしては極めてシンプル。
ただしアレコレ試す余裕はあまりない。施設を建てる順番、配置する場所まで最適化しないとなかなか周回の特典を取れないのでそこは少し窮屈に感じた。
 
王国の防衛
王国の北から常にモンスターが襲ってくるので街づくりをしつつ、同時に王国の防衛もこなしていく。とはいえオートバトルなのでやることはユニット配置と強化ぐらい。
7 Days to Dieのように夜は敵が強くなり、さらに7日ごとにボス戦となる。
ユニット配置スペースの拡大や、ユニット強化にも大量の資源が必要になるため、リソースの多さは街づくりに影響するだけでなく戦力にも直結する。
 
周回要素
プレイの主な目的は、この周回特典を得るためにあるといっても過言じゃないくらい重要。
マップのほとんどは雲に覆われており、NPCとのイベントや周回を重ねることで新たな土地やユニットがアンロックされていく。ニューゲームの度に強化を実感できる楽しさがある。
雑感
ループしても恩恵は少ししか感じられないことも多いし、常に完璧なやり方が求められるため、街づくりゲーなのにやや自由度がなく序盤がきつめ。でもそれ以上に「次はもっとこうしてみよう」とやる気にさせる引っ張り方がうまくて何度もやってしまうゲームでした。
アンロックがたくさんあり、新たな発見がとにかく楽しい。
ローグライト好きならやってみてほしい一作。