「エスケープ フロム ダッコフ」レビュー アヒル主人公のポップでキュートな脱出シューター

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「エスケープ フロム ダッコフ」をプレイしてみた感想・レビュー

おすすめ度

主人公が「アヒル」のポップでキュートな脱出シューター。ハードコアなイメージの強いジャンルだが、本作はゆるい内容で遊びやすい。

いわゆるタルコフライクだけど他プレイヤーはいない。シングル専用

どんなゲーム?

見下ろし視点のサバイバルゲーム

舞台はグワッグワッという鳴き声が響きわたる愛らしいアヒルたちの惑星。そこで敵と戦ったり物資を探したりして生還を目指す。

良かった点

楽しいお宝さがし

ステージは固定マップだが、手に入る物はランダムのため探索の楽しさが尽きない。

アイテムの豊富さも魅力で武器・防具・バッグ・雑貨品など色々。30時間ほど遊んでもまだ初見のレア品が出ることがあって驚かされる。

夜になると攻撃的なロボットたちが登場。またこの惑星では周期的にストームもやってくる。こういった環境でしか取れないアイテムがあるのも探索に刺激が増す。

拠点

持ち帰った物で拠点をアップグレードしていくのもひとつの楽しみ。

NPCからのタスクや納品をコツコツこなすと、武器屋や防具屋などのお店、アヒルの能力を鍛えるトレーニング施設、倉庫などが充実していく。

他にもゲーム機を持ち帰るとそのゲームをプレイできたり、グラフィックカードを持ち帰るとマイニングで稼ぐことができたりと拠点の発展にも思っていた以上に遊び心がある。

難易度

最初から5段階の難易度があり、拠点でいつでも変更が可能。自分のレベルに合わせた難易度に設定できるので、初心者からタルコフ経験者まで遊びやすいと思う。

ちなみにデフォルトのバランス難易度だと戦闘にもだいぶ余裕があり、一回やられただけではアイテムもロストしないのでタルコフ未経験の自分でもちょっと簡単に感じた。

気になった点

戦闘バランス

全体的にカメラが寄っていて、敵が画面に入ると感知されるためステルス行動は皆無。どの銃を持っても短・中距離で撃ち合うことが多く、Zero Sievert のように、スナイパーライフルにサプレッサーを付けて静かに制圧していくプレイスタイルができないのは惜しい。

・タスク関連

〇〇を倒せ、〇〇を持ってきて、など似たようなタスクが多く、それなりに回数をこなすと「またこれか…」とちょっと飽きる。

雑感

ここ数日、睡眠を惜しんでドハマリする面白さだった。ヘッドショットの音や、欲しかったアイテムが出てきた瞬間は特に脳汁がドパドパ出てくるのを感じる…。

いつまでもやれる中毒性があるので寝不足にだけは注意してほしい。

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