「Gears of War: Reloaded」レビュー 20年ぶりに蘇った名作TPS

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Gears of War: Reloaded」のキャンペーンモードをクリアしたので感想・レビュー

おすすめ度

名作TPS。XBOX 360で育った自分としてはリマスターで出してくれただけでも嬉しい。

良かった点

・ストーリー

純粋にキャンペーンモードの質が高い。
受刑者たちが重要ミッションの中枢となって人類のために戦うという映画のような設定がワクワクできた。初代のリマスター作品なのでシリーズ未経験でも楽しめる物語

・わかりやすい進行

道中はルートの選択が多少あるものの、基本は一本道のシンプルな進行となっている。

・カバーアクション

ギアーズといえば「カバーアクション」。

遮蔽物で身を隠すことにより、相手が気づいてない位置からの不意撃ちや、相手がリロード中に撃ちまくるとか、体力が少なくなったら防御に徹するといった駆け引きが生まれる

カバーアクションを考えずに突っ込むと、相手のブーマーやトルクボウなどの攻撃によってあっさり致命傷を負うこともあり良い緊張感がある。

・キャラの掛け合い

右を向いても左を向いてもガチムチのマッチョだらけで他に例のない男くさいTPS。会話もやはり良い意味で体育系のノリでセリフがイカしてる。

気になった点

・音声がめちゃくちゃ

シーンによって音声が英語になったり日本語になったりで不安定。これくらいすぐ修正されるかと思ったけど未だに改善されない。

・敵AIの挙動

敵の動きはひどくなっている気がする。特に最も対決を楽しみにしていたラーム将軍ですら棒立ちで固まってしまったのはショック。

・グラフィック

当時はリアル寄りのシューティングとして評価されていたけど今やるとちょっと古くさい

リマスター作品とはいえ目を見張るほど映像に変化はなく「綺麗になったなぁ」という感動はなかった。特にムービーシーンなどは原作から全く変わってないと思う。

感想

個人的には記憶に懐かしい作品なのでリマスターで蘇ってくれたのは嬉しいが、思った以上にそのまますぎて古い印象を受けた。

面白いけどクオリティが高いシューティングに溢れた今の基準だとやや厳しめ。音声の問題やバグなど所々で雑さもあり、リメイクでもないのに5400円はちょっと高いかなと思う。

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