「Monster Train 2」レビュー 地獄を旅する列車が戦場になったデッキ構築型ローグライク

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『Monster Train 2』は、アメリカのShiny Shoeが開発したデッキ構築ローグライク

感想としては…

カードを使った戦略ゲーム。基本システムは前作とほぼ同じ。なので「あまり変わらないなー」という印象だけど逆にそれが良かった。完成度の高かった前作から余計なことを一切してない良ゲー。前作が好きな人なら間違いなく安心して遊べるゲームだと思う。

どんなゲーム?

地獄行きの列車で天使と悪魔の軍が戦うゲーム

今作もやっぱりプレイヤーは悪魔側。

デッキ構築 × ローグライクとくれば「Slay the Spire」を思い浮かべるが、本作はさらにタワーディフェンスも加えたゲーム性が特徴。列車の各階にユニットを置くことができ、侵入者を迎え討つ。押し寄せる天使たちから最上階のパイル(炉)を守りきれば勝利となる。

まずはクラン(勢力)の選択から。

今作は新規クランだけでなく、なんと前作のクランも選べる(自分はまだ開放できてないですが…)。前作分も遊べるのはあまりにもサービス良すぎだと思った。

マップ上は2つのルートがあり、自分で好きなルートの方を選べる。お店やイベントに立ち寄って手札のカードを増やしたり強化したりしながら最強のデッキ構築を目指そう。

戦闘は相変わらずぶっ飛んだ面白さ。味方ユニットをシナジーやバフで盛り盛りに強化して「敵を破壊するゲーム性」が個人的には好み。また、装備やルームなどの導入により前作よりもさらに戦略性が広がっている。ユニット強化の方向性が色々と増えて面白い。

前作と違う点がもうひとつ。戦闘中に「やり直しが可能」になった。プレイイングのミスでも、負けそうになった場合でも、いつでも待ったをかけられる。プレイヤーに超有利仕様になったおかげで何らかの事故で負けるようなことはなく理不尽さは一切感じなくなった。

総評

1回のプレイの手軽さ、シナジーによるユニットの壊れっぷり、ボスとの熱い殴り合い。どれを取っても個人的には最高でした。前作も良かったけど、それを超える面白さがある。

ローグライクの戦略ゲーム好きにはぜひやってみてほしい。

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