「ネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父―」レビュー ギャグ要素満載のJRPG

7

おすすめ度 (7/10)

『ネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父―』は、ギャグ要素満載のJRPG

タイトルにあるようにボスの正体や未来の展開を全力でネタバレしてくるゲーム。

ただ巧妙に叙述トリックが仕込まれていて
すべてネタバレされても、「え!?」ってなるような予想の斜め上をいくゲームでした。

どんなゲーム?

ジャンルはRPG × コメディ。

人が次々と失踪する王国が舞台。勇者ハロルド・ケンジャノッチが、国王の命で魔王討伐の旅へ、という王道ストーリーになっている。

ニューゲーム直後に特大ネタバレ。

こんな感じで唐突なネタバラシがちょくちょく挟まるのが普通のRPGじゃないところ。

冒険で行く先々で出会うキャラの名前とセリフもネタバレのオンパレード。仲間の「ウラギール」や人狼が潜む村の村長「ジン・ロウ」はもはや隠す気すらなくてクスッと笑える。

3時間でクリア。

戦闘は普通すぎるぐらい普通。「ネタバレ」によって植え付けられる先入観や思い込みからくる予想の展開とはまた違って最後の最後まで気が抜けないゲームでした。

クリア時間だけ見るとあっさりだけど、思った以上に大作。面白いのでおすすめ。

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