おすすめ度 (3/10)
『グラディエーター: ローマのサバイバル』は、古代ローマを舞台にしたアクションRPG
感想としては、やや根気と忍耐力が求められる古くさいスマホゲーム。色々と面倒を解消する部分はすべて課金要素で押さえられていてきつい。タイトルだけ見ると剣闘士として活躍していくゲームかな?と思えるが、ローマ風の都市開発がメインだったのがちょっと意外。

どんなゲーム?
古代ローマのアクションRPG × 都市開発。
プレイヤーは、ローマの軍勢から逃れた元兵士となり、未開の地でサバイバルをしながら自分の都市を築き上げていく。なんとなく見た目はハクスラっぽいけど、フィールドや洞窟では木を切ったり、石を掘ったりして資源を集めることができる。
クエストの進行や建築など、あらゆるシーンで大量の資源が求められるため、いつまで経っても資源の供給が終わらない。無限に資源集めをやっていく感じのゲームだった。

良かった点
・古代ローマを感じられる建築
・マウスのみで操作できる
・探索、建築、闘技場、季節イベントなど、なんだかんだやれることが多い
・ナビが優秀。クエストや資源の場所を矢印で知らせてくれる
気になった点
・スタミナ管理
まだあるんだ、って思うようなスタミナのシステム。何をやるにもスタミナを消費して、すぐにすっからかんになるので、やりたいことが思うようになかなかできない。
・ゲーム進行が遅い
15時間ほどやってみたけど、始めたての頃と比べてやることは変わらないし、キャラの成長もまるで感じられない。良い意味でも悪い意味でもコツコツ系。Steamのレビューでは1000時間以上のプレイヤーもちらほらいて逆に怖くなった。

・アイテム枠
これが無課金には最もきつい。
カバンが小さいだけでなく、倉庫にも各資源10個しか保管できないので偏った資源の取り過ぎも厳禁。すぐに使う資源でなければ、もったいないけど捨てるしかない。
総評
ざっくりいうと、課金の都合次第でなんでもできるローマ都市開発シミュレーション。
やるなら課金が必須レベルで、スタミナ制や、アイテム枠の圧迫など、プレイヤーへの制限を課金で排除すれば、ストレスなく遊べそう…。最近のスマホゲーはそのへんがとても優しいので、今回も無課金でなんとかなるか!?と思ったが考えが甘かった。
ローマの雰囲気や建築に興味があれば、良いゲームになり得るかもしれない。