おすすめ度 (7/10)
『Into the Dead: Our Darkest Days』は、
1980年代のテキサスを舞台にした横スクロール型のサバイバルゲーム
感想としては、ゾンビ版のほぼ「This War Of Mine」。
This War Of Mineではリアルな戦時下の生活が描かれ、他者を犠牲にしないと生き残れない極限状態の環境だったが、本作は相手がゾンビということで気持ち的にはだいぶ楽。
今のところフリーモード(?)しかないのでややリプレイ性は低いが、今後シナリオモードや武器マップなども追加予定で、将来的にはかなり遊べるゲームになっているのではと思う。

ゲームの目的はゾンビの街からの脱出!
プレイヤーは、生存者たちを率いてシェルターを作り、物資を集めながら脱出の手段を探すことになる。ゲーム中は、「探索フェーズ」と「拠点フェーズ」を繰り返し、物資を集めたり、探索で使う武器や生きるのに必要な食事を作っていく流れになっている。
基本的な部分は「This War Of Mine」というゲームと非常に似ているが、
・街に人がほとんどいない、基本はゾンビが敵
・攻略したロケーションに拠点の移設が可能
・拠点フェーズがリアルタイムじゃなく、住民を作業に割り当てる形
などが主に違う点。
とくに拠点フェーズは時間に縛られなくなり、戦略的にやりやすくなっている。

それぞれの生存者にはスキルがあり、「武器製造のコストを下げる」や「アイテム分解時に素材を多く得られる」などの個性を考慮して作業台に配置していくと効果的。

探索フェーズの基本は敵に見つからないように進むスタイル。
机に隠れたりドアの鍵穴からこっそりゾンビの行動を伺ったり、横スクを活かしたステルス行動が用意されている。また後ろから敵を攻撃すると一撃キルが可能な反面、こちらがやられるとキャラロストしてしまうので爽快感と緊張感がちょうど良い塩梅に感じた。

カバンを物資でパンパンにしてから帰るのが理想だが、やられたら元も子もなし。
危険だと思ったらさっさと帰ってしまうのも手だ。

まだアーリーアクセスのためまだあっさり仕様だが
今でも十分に遊べるのでゾンビサバイバル好きにはおすすめしたい。