世界滅亡後の東ヨーロッパを舞台にした見下ろしシューター
プレイヤーは複数のマップを探索し、物資を集めて、脱出することを目指す。荒野は放射能で汚染されており、兵士や凶暴化した野生動物やミュータントと危険だらけ。
さらにキャラには体力、空腹、喉のかわき、そして被爆というステータスがあり、体の管理も必要なサバイバル感が強いゲームとなっている。
日本語対応、マウスキーボード操作
プレイ感はほぼタルコフ
集めた物資で拠点作りやタスクをこなす。
ゴミ漁りゲーと揶揄されるくらい有象無象のアイテムが出てくるジャンルだが、その中から役に立ちそうな物や価値が高い物を探すのがこのゲームの楽しいところだ。
6つのマップは入る度にランダム生成される。
入手できる物も毎回違うため、今回はお目当てのお宝ゲットするぞ!と何度も遊べる。
「追跡」にチェックを入れておくと、お目当てのアイテムが黄色で強調表示されて便利だ。
2Dだけど、リアリティが圧倒的だった。
プレイヤーが見ている画面には木や建物などが普通に写っているが、敵や動物はキャラの視野に入ってなければ画面に写らない。
そんな仕様のため物陰からひょっこり敵が出てくることがあり、冷や汗をかくことも。
なのできょろきょろと色々な方向を見て確認、足音を聞いて敵との距離を把握するなど、慎重な行動がすごく大事で、まるでリアルな戦場かのような臨場感が味わえる。
そして銃のカスタマイズも非常に細かい。
バレルやグリップなどのパーツを自由に組み合わせられる。
最初は銃の「撃ちづらさ」が気になると思うが、カスタマイズにより改善が可能。
精度を上げると狙ったところに弾が飛びやすくなり、反動は連射時のブレを抑える。
エルゴノミクスは、サイトを覗く速度や射撃状態に移行する時の速度を表す。
気になった点
拠点の施設、レベルアップ時のパーク習得など、重要なのに説明がない。武器にパークがあることも終盤になって気づいた。
感想
緊張感のある戦闘でトレハンも楽しい。
ハードコアだけど全体的に満足のいくゲームだった。
この手のジャンルだとPvPが多いが、本作はシングルプレイ専用。自分のペースで進められるのも魅力だと思う。おすすめ。