「The Surge 2」紹介レビュー 人類の95%が滅亡した未来が舞台の3Dアクション

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ドイツのDeck13が開発した
三人称視点のSFアクション

地球の資源を使い果たし、
人類の95%が滅亡した未来が舞台のゲーム

敵の部位を破壊して奪うハクスラ、前作から大幅に増えた装備種、多彩な武器で戦う近接型のスタイリッシュな戦闘が特徴となっている。

直接的なストーリーの繋がりはないので
前作をやってなくても問題なく遊べるぞ!

日本語、コントローラー対応

◆良かった点

武器破壊システム

戦闘では、相手の頭部、胴体、手、足とそれぞれの部位をターゲットして破壊が可能。

倒した相手のパーツをもぎとって、自分の装備を強くして進むのが単純に面白い。ソウルライクなんだけど、独自のハクスラ感がある。

属性実装により攻略性がアップ

炎、電気、毒、ナノの4つの属性があり、今作では、自分だけじゃなく相手にも属性を付与できるようになった。

これにより、ボスへの対応策、装備品を吟味する楽しみが格段に増えたと思う。

戦闘の爽快感

前作はヒット&アウェイが基本的な戦い方でそれしかなかった。今作ではパリィが実装されたことにより、戦闘の爽快感もアップ

攻撃がきた方向にスティックを傾けてパリィを決める、操作はかなり独特だけど、慣れるとその場で敵の攻撃を捌けるのが気持ち良い。

エリアの多様性

前作は工場のような薄暗いエリアばっかりだったが、
今作は明るいエリアも多くて開放的

最初から色々なエリアに行けることができ、フックやドローンの機能を手に入れると、行ける場所を増やせる。前作よりも探索型でメトロイドヴァニアっぽいプレイ感だった。

地味に役に立つタグ機能

タグを置く、他人のタグを評価するくらいでオンライン要素は薄め。
ダークソウルのような対人や協力はできない。
それでも優しい人が隠し道の近くにタグを置いてくれてたりして道中は結構助かった。

◆気になった点

回復機能

回復は回数制からチャージ制に。
敵を殴るとチャージが溜まって一定量超えると回復できるようになる。
だがこれが前作よりわかりづらい。
敵の動き、HPとスタミナ、それにチャージと見るところが多くなって戦闘が忙しくなった。

ストーリー

洋ゲーあるあるだけど、だんだんと宗教絡みの話に発展していったのが個人的には残念。前作の方がSFの設定がうまく話に絡んでいて面白かった。

感想

ソウル系の中でも独自の路線を貫いていて、個人的にはけっこう好み。アクションの出来は前作以上、敵のパーツを奪うのは相変わらずの楽しさで悪くないゲームだと思う。

難易度は序盤は難しいが、装備次第で変わるので中盤以降はそこまで。
死にゲーアクションとしては易しく、遊びやすいのでおすすめ。

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