The Spectrum Retreatのトレイラー動画
The Spectrum Retreatってこんなゲーム
主人公はペンローズというホテルで目を覚ます。
このホテルのゲストは主人公ただ一人。ホテルには休憩所、レストラン、プールなどの施設が備わっていて、各所にAIロボットの従業員が配置され、一人で泊まるにはもったいないぐらい完璧に手入れされている。
主人公の方はというと、本人はどうやってこのホテルにたどり着いたのかその経緯もわからず、ここ最近の記憶を失っている状態。
もっと踏み込んでいうと、主人公はあるトラウマのようなものを抱えていて、このホテルでの体験を通じて自身の記憶を取り戻していくというのがストーリーの根幹になっている。
そんな主人公を手助けしてくれるのがちょっと変わった携帯電話。
これでホテル内に落ちているログを読み込み、このホテルについてやたらと詳しいクーパーという謎の女性と電話を繋ぐといろいろと助言を与えてくれる。
基本的にはこのクーパーの指示に従って言われた場所に行きゲームが進行していきます。クーパーは屋上には向かえと言われるんですが、屋上に行くには認証チャレンジを受けて各フロアのゲートをアンロックしなければ行けません。この認証チャレンジというのが、要はパズルになっています。
パズルフロアにはいくつかブロックが用意されていて、白、赤、緑、青のブロックの色を携帯電話で受け取ったり渡したり操作して奥を目指すというもの。
具体的にはシールドになっている壁の色と携帯電話の色を同じに合わせればその壁を通ることができるようになり、床の色と携帯電話を異色にすればその床の上を歩くことができるようになります。
序盤はこんな感じですが、後からルールが追加されていきます。
ゲームの操作
マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作することができます。
良かった点・微妙だった点
程よいパズル難易度
パズルは簡単すぎず難しすぎず、そこそこの難易度。終盤はだんだんと複雑になっていきやり直し前提になってきますが、頭を抱えるほど難しいってものはないです。
おしゃれな雰囲気
ホテルの作りはアールデコ調(1920年代に欧米で流行ったインテリア・建築様式)でめちゃくちゃオシャレ。旅行でちょっと高級なホテルに泊まるようなワクワク感がある。
日本語に対応していない
日本語未対応。字幕が早いので翻訳しながらやるのも難しい。かといって読み飛ばしてしまうとアンロックに必要な暗証番号がわからなくなってしまうのでそこは注意。
移動が遅い
何度も同じ場所に行き来することがあり、ダッシュもなく、移動の遅さがストレスになってくる。
一度のプレイですべてのエンディングが回収できない
最後の最後に分岐点があり、もう片方のエンディングを見るためにはもう一度最初からやるしかない。2回やるようなゲーム性じゃないのでエンディングのためだけにもう一度やるのが辛い。
The Spectrum Retreatをプレイした感想まとめ
Epic Gamesで4時間ほどでクリア。
パズルもそこそこ面白くて、雰囲気もそこそこ良い。オススメはあまりできないけれどホテルウォーキングシミュレーターとしてはありかも。ただ英語ができないとストーリーは完全に置いていかれます。ホテル探索、パズル好きな人にはオススメします。