Aridのトレイラー動画
Aridってこんなゲーム
ゲーム内容
「Arid」はオランダにあるブレダ大学の学生によって制作された、砂漠を舞台に過酷な環境の中で生き抜くことをテーマにしたオープンワールドサバイバルゲームです。「Arid」とは乾燥を意味する言葉だそうです。
1931年の5月、主人公は地上から8000mを飛行中のパイロット。嵐とエンジンの故障により、飛行機はこの世で最も乾燥した地域アタカマ砂漠に墜落してしまうというあらすじ。
▲墜落した飛行機。周りには巨大な謎の足跡。もうすでに不穏な空気・・・。
▲飛行機の物資、自生している植物や石は採集することができる。左がキャラクターのインベントリ。
操作はダッシュ、ジャンプ、しゃがみ、インタラクト。
序盤は周りを探索して、墜落した飛行機の残骸から使えそうな物資を探して歩くことになります。
ゲームの目的は最も乾燥したこの砂漠で生き抜くこと。
そしてもう一つは、同乗していた仲間のBubbaという女性を見つけること?みたいです。
基本的には、The ForestやGreen Hillのように探索をして「キーアイテム」を見つけ、先に進むタイプのサバイバルゲームになっています。
3つのパラメーターと体温を管理しよう
左下にあるパラメーターは空腹、喉の渇き、睡眠。
食べ物や水などのアイテムを使ってこれらのバランスをとっていきます。食べるものや飲むものによっては逆に毒となってしまい、それが命取りとなるので注意です。
その下にあるゲージはヘルス。
空腹や喉の渇きを放置すると、ヘルスが減っていき0に達してしまうとゲームオーバーとなってしまいます。
もう一つ気をつけなければならないのがゲーム画面上にある「日差し」のゲージ。
このゲージは太陽の下にいる間に増加して、次第に日焼けや熱けいれん、熱中症を引き起こし、健康状態を低下させてしまいます。アロエのクリームを塗ったり、定期的に日陰に入るなどして対処しましょう。粘土(clay)を体に塗ることでも日焼け対策になります。
避難所を見つけよう
エリアにはいくつか避難所が残されていて、ここが拠点になります。
拠点ではベッドで睡眠、焚き火で拾ってきたものを調理、作業台では武器やサバイバルツールのクラフトもできます。
拠点には他にもペットなんかがいたりして、使い方はよくわかりませんがなんとなく癒やされます。
ゲームの操作
マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作することができます。
良かった点・微妙だった点
まったりと遊べるサバイバルゲーム
ハードコアと紹介されているわりにそこまで難易度は高く無さそうな感じです。The Long Darkのようにウサギを狩るのが難しかったり、一度採ったものは二度と取れなくなるというようなこともなく、採った植物なんかは一晩で再出現して、トラップでの狩りも難しくない。今のところはぬるくまったりと遊べて楽しいです。難しいサバイバルゲームに手を出して諦めてしまった人にはちょうどいい難易度なんじゃないかなと思います。
親切なナビ
基本放ったらかしされることが多いサバイバルゲームですが、本作はナビがついたりヒントが常に左に表示されたり、目標まで迷わせることなく導いてくれてとにかく優しい。自由度が高すぎて何していいかわからないというサバイバルゲーム初心者でも遊びやすい仕様。
無料で遊べる
有料の名作サバイバルゲームと比べても遜色ないぐらい出来がいいです。課金要素もなく、これが無料でいいのかって思うぐらい遊べる。
マルチに対応していない
マルチ非対応。他のサバイバルゲームにあってこのゲームにないものといったらこれぐらい。
日本語に対応していない
日本語未対応。ストーリーをちゃんと追うなら英語必須。システムやUIはThe Long Darkに近いのでサバイバルゲームをやりこんでいる人は問題なく遊べると思います。
Aridをプレイした感想まとめ
お試しで遊んでみた感想。
オープンワールドサバイバルゲームは個人的に食傷気味のジャンルですが、目新しい要素があり新鮮味があってそこそこ面白いです。無料で遊べて難易度も高くないので、サバイバルゲームが苦手な人にもオススメします。