巨大な帝国と戦うダークなシミュレーションRPG「RISE ETERNA」のレビュー

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RISE ETERNAのトレイラー動画

RISE ETERNAってこんなゲーム

あらすじ

舞台はアスラシア帝国の侵略によって荒れ果てたアルスレア王国。かつては楽園と称された国も今や盗賊やアスラシア兵士が思うがままのさばり、人々は恐怖の中で生きていた。

ある日、主人公ナシールが所属する盗賊団が一つの村を襲撃する。

あっという間に村は壊滅状態となるが、どういうわけか少女のルアだけが生き残る。ナシールはその惨劇の中にいたルアを救いだし、ルアは村を滅ぼしたナシールを恨みつつも、長老の遺言どおりに首都を目指して二人の旅が始まった。

ゲーム内容

ジャンルはシミュレーションRPG。
キャラクターをマスに沿って動かして、敵を全滅させる、特定のマスにキャラクターを移動させるといった勝利条件を達成していくゲームです。

戦闘はキャラクターが持つ攻撃力、防御力、敏捷の3つのパラメータに則って与ダメ、披ダメ、回避率、クリティカル率が決定されます。

条件はわかりませんが、攻撃を受けた側は低確率で反撃することもあります。また、味方同士で隣接しているとサポート状態となり、攻撃力が増します。

マップには宝箱、収集ができるポイントもあり、手に入るアイテムはランダムです。一度クリアしたマップはその後は何度でもチャレンジできるので、狙ったアイテムが出るまで粘るトレハンも可能です。

手に入れたアイテムは「クラフト」でポーションや鍵を作ることができ、ジェムが手に入ればキャラクターに装備させ、能力を上げることができます。

と、こんな感じでRISE ETERNAはヒーローを操作して帝国に立ち向かっていくシミュレーションRPGゲームになっています。

ゲームの操作

マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作することができます。

良かった点・微妙だった点

馴染みやすいキャラ絵

ポーランド産のゲームだそうですが、日本のアニメとかゲームに影響を受けていて、日本人にも受け入れやすいキャラ絵になっています。この絵を見て気になったって人は多いんじゃないかと思います。

日本語に対応している

日本語対応。ローカライズにほぼ問題なし。

主人公側に正義がないストーリー

序盤のストーリーだけで言うと、主人公御一行は盗賊となんら変わらない集団で、泣かぬなら殺してしまえ精神で次々と味方陣営の村を滅ぼしていきます。村人はほとんど老人で、攻撃も石とか農具で戦ってくるんですけどこれがまた切ない。日本のRPGには無い、王道とはかけ離れたストーリーでした。

テンポが悪い

戦闘中はたまにしか反撃が発動せず、無駄に戦闘回数が増えてテンポが悪いです。さらに、家の前とか絶対に通る場所に罠が仕掛けられていて、その度に移動が制限されて無駄に時間をかけさせられます。

育てる楽しみがない育成要素

レベルアップの概念が無いので、弱いユニットに攻撃させて育てていくという楽しみがないです。敵に囲まれても反撃がなくやっつけ負けをすることもないので、強いユニットでただただ攻めるだけ。

戦略性の乏しいファイアーエムブレム

地形効果もなく、剣、槍、斧の武器の三すくみの関係もなく、敵は動かずに援軍とかもない。ヒヤヒヤさせるような展開がなくて、頭を使うこともなく、ただユニットを動かして攻撃していくだけの戦略ゲームと言っていいのかわからないゲームでした。

RISE ETERNAをプレイした感想まとめ

Steamでお試しプレイしてみた感想。

正直、出来はかなり悪いです。見た目はファイアーエムブレムですけど、ファイアーエムブレムの面白いところをすべて取っ払ったようなゲームでした。攻撃モーションとかキャラの絵は良かったんですが、それ以外は特に良いところが見つからず・・・。まぁファイアーエムブレムが好きで似たようなゲームを探してる人にはおすすします。

Rise Eternaのストアページ

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