NUTSのトレイラー動画
NUTSってこんなゲーム
あらすじ
舞台となるのはダム建設が予定されているメルモスという森。ヴィアゴ大学の教授ニーナ・ショルツはダム建設に反対する1人で、絶滅の危機にあるリスがこの地で住み続けられるよう主人公をこの森に派遣します。
ゲーム内容
主人公はリスを調査しその結果をニーナ博士に送ります。基本的にはこのニーナ博士の指令に従ってゲームを進めていきます。指令の内容はリスの目的地や行動を調べたり、複数のリスを追うこともあったり、これらのさまざまな要望に沿った写真を撮ってFAXで送ることでミッション達成となります。
これが調査を終えるまで数か月過ごすことになるキャラバン。数か月とありますが、ゲーム内に時間制限はないです。
ここのリスたちは夜行性なので、昼間は準備タイムになります。何をするかっていうとここにリスが来そうだなーっていうところにカメラを設置するだけ。最初はGPSでリスのおおよその場所が示されているので、その周辺からカメラを設置していくことになります。
夜は設置したカメラの録画をチェック。録画を再生して指令通りの場面を捉えることができれば一時停止して撮影。隣にある印刷機でコピーしてニーナにFAX送信します。
その後すぐにニーナから連絡が入り、ストーリーが進行していきます。
ゲームの操作
マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作できます。
良かった点・微妙だった点
かわいいリスと戯れられる
最初はリスたちとの距離感が遠いんだけど、だんだんと距離が近づき、終盤は動きや仕草がかわいいたくさんのリスを至近距離で見ることができる。
わかりやすい見た目に落ち着いた自然の雰囲気
色数が少なく目に優しくて、重要な部分は黄色になっていたり物探しもしやすい配色になっている。リアルなグラフィックではないんだけど森の雰囲気がちゃんと伝わってくるのが良い。最後の方は音楽もすごく良かった。
本編に絶妙に絡んでくるミステリー要素
ストーリーが進んでいくと変な出来事に出くわしたり、ちょっと不穏な空気になっていったり、森だけじゃなく森の外部でもどんどん変化していくのが面白くて先の展開が気になる作りになっている。
日本語に対応している
若干気になる翻訳もあるが、ほぼ問題なし。
スタック系のバグが多い
主人公はほぼどこでも登れてジャンプ力もあるので、調子に乗って動き回っていると岩の間とかに挟まってスタックすることが何回かあった。
NUTSをプレイした感想まとめ
4時間ちょっとでクリア。リスを監視カメラで追いかけるという今までなかったゲームだったが、本当にリスを調査してる感じが出ていて結構おもしろかった。ただ、伏線が回収されず、最後はちょっとモヤっとしたまま終わるところもあったので個人的なスコアは70としました。リスが好きな人、ミステリー好きにはオススメ。