「Lifeline」の紹介レビュー チャットで宇宙飛行士を助けるテキストアドベンチャー

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Lifelineってこんなゲーム

チャットで見ず知らずの相手を救え!という変わったサバイバルゲーム

見知らぬ惑星に不時着した宇宙船の乗務員タイラーから救難信号を受信したあなたは、彼の良き相談相手となり、状況に応じてアドバイスを送る

うまくタイラーを誘導して無事に生還させよう。

ゲームは絵や映像もなしのテキストベースであり、プレイヤーは助けを求めているタイラーが次に何をすべきかという2択を繰り返す

タイラーとのやりとりはリアルタイム進行で行われる。たとえば宇宙船の墜落現場を調べてみたら?とチャットを送ると、現実時間の一時間後に「着いたよ」といった風に返事がくる、といった感じ。

そこから「内部を調べてみよう」「やっぱり引き返そう」などの選択が続き、物語が展開していく。

こういったシステムなので長い待ち時間が発生することがちらほらあるが、返信がくると「ピピッ」と通知音で教えてくれる。張りついて遊ぶというよりは放置ゲームなので気長に遊びたい人には向いていると思う。

そして翻訳。ストーリー重視なので翻訳が微妙だと台無しになってしまうのだが、タイラーの小粋なジョークが日本語でも伝わるようにうまく変換されていて、だんだんと親しい友人と話すような口調に変わってくるなど作りが丁寧。フォントも大きく過去ログも見やすい。

良かった点

・斬新なシステム
・臨場感あり
・日本語対応

気になった点

・すぐに返信が来ることもあれば長時間待つこともあり、自分のペースでは進められない

リアルにチャットでやりとりしている感があって面白かった。絶望的な状況でもジョークを飛ばしまくるタイラーは愛らしいし、テキストしかないのもマイナスではなく想像を掻き立てられる。Steamではなぜか発売中止されているが・・・スマホでも遊べるので気になった人にはおすすめ。

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