「死怪夜行」の紹介レビュー 寝殿造の屋敷で妖怪に追いかけられる2Dホラーアドベンチャー

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死怪夜行ってこんなゲーム

平安時代に遡り、妖怪に追いかけられる2Dホラーアドベンチャー

妖怪たちに追いかけられながら封印された5つの玉を見つけるゲーム
日本語に対応、コントローラーには未対応。

前作「沈黙の夢幻」に引き続いて、一度足を踏み入れると出ることができない夢幻の森が舞台。主人公は母親を不幸に陥れた者を追ってこの森へとやってくるが、入ってまもなく気を失ってしまい、長い廊下がどこまでも続く奇妙な屋敷で目を覚ます・・・というあらすじ。

探索 + チェイスがメインで、2D版「影廊」といってもいい内容。

追跡者の動きを一定時間止める、体力を回復するといったアイテムを使うことで有利に進められるが、後々の難しくなってくるステージのために温存しておくのも手。

今回も追跡者をうまく部屋内に誘導してから自分が出るタイミングで襖を閉めることで相手を部屋に閉じ込めておくことができる。追われながらの探索はなかなか大変だが、こういった攻略法も用意されており、脅威を排除した後でゆっくり屋敷内を探索できるようになっている。

良かった点

・ただ追われるだけじゃなく部屋に閉じ込めるなど戦術的なチェイスが楽しい
・青鬼や影廊っぽいゲームデザイン、操作感やプレイ感も悪くなく無料なのが良い
・4つの難易度があり、いつでもセーブができるのでチェイスゲームが苦手な人にも遊びやすい

気になった点

・ストーリー主体だが、翻訳がいまいちでわかりにくい
・マップが前作と変わり映えしない

今作も無料で内容もなかなか面白かった。チェイスのハラハラ感と敵を閉じ込めた後の安心感。緩急のつけ方がとても良い。ストーリーはしっかり作られているそうだが翻訳が微妙であまり伝わってこなかったのがやや残念。

青鬼や影廊を思わせるゲームになっているので、そういった敵に追いかけられる系のホラゲがやりたい人にはおすすめしたい。

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