「Eron」の紹介レビュー 2つの並行世界を行き来して先を目指す2Dプラットフォーマー

Eronってこんなゲーム

2つの並行世界を行き来して先を目指す2Dプラットフォーマー。

特別な力を持った主人公が「Eron」と呼ばれる惑星を旅するゲーム。

ステージは左から右へと進むマリオのような直線的な横スクロールとなっている。主人公は移動とジャンプができる他に時空を操る力を持っており、Shiftキー(コントローラーなら左トリガー)を押すことで画面がもう一つの世界へと切り替わる。

切り替える場所はわかりやすく、先に足場がないときや、物が邪魔で先に進めないときにもう片方の世界に切り替えるといった具合。他にも触れると足場のない別の場所にワープする装置や中で世界を変えると爆発する爆弾などの仕掛けが道の先々にあり、どれもタイミングがシビアで歯ごたえのある難易度になっている。

良かった点

・モダンなドット絵、音楽も良い
・難所を越えたときは達成感がある
・死にゲーではあるが、リトライが早くてやり直しが苦にならない

気になった点

・説明が少ない、爆破のやり方や爆風で自キャラを飛ばすといったテクニックが初見ではなかなか気づけない
・ボタンを押しても世界が切り替わらないなどバグが多い

アクションでどうにかするというよりタイミングが全てのゲーム。進めると難易度も跳ね上がり、切り替え操作の連続になるので、慣れるまで手が追いつかなくて難しい。アクション自体はシンプルで達成感が程よく楽しめるものになっている。挑戦しがいのあるゲームが好きな人にはおすすめしたい。