地面を食べて地下深く掘っていくパズルゲーム「Qbik」の紹介レビュー

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Qbikってこんなゲーム

一つ目の小さなモンスター「Qbik」を導いてダンジョンを攻略していくパズルゲーム。

 

ゲームプレイ

Qbikはあらゆる地面のブロックを食べることができ、上から下へと移動していきながら黄色のブロックをすべて食べるとクリアとなる。

内容は運要素が一切ない論理パズル。
食べる以外のアクションは特になく、移動も水平移動のみ。足場がないところに移動すると重力によって下の方まで落とされ、上の方にある黄色のブロックが取れなくなる。

落ちてしまったりミスしてもすぐにその手前からやり直せる。
間違えた・・・となってもワンボタンで巻き戻るのでとても便利。

難易度はかなり高いものになっているが、時間制限はないからじっくり考えられ、巻き戻し機能を使って試行錯誤しながら解くことができる。

Qbikに特殊能力はないが、代わりにさまざまな特性を持つブロックが登場し、パズルを解く楽しさを高めている。

たとえば、粘土のブロックは重力に影響されない、緑のブロックは押すことができるなど、ステージを進めば進むほど仕組みは複雑になっていく。

ステージは全部で63。

キャンペーンモードだけでもかなりのボリュームだが、ほかにもエディットモードがあり、自分でステージを作ったり他ユーザーが作ったステージで遊ぶこともできる。

 

良かった点

・シンプルなのに奥が深い、高難易度ミニマルパズル
・少ない会話からわずかに感じられる地下世界の雰囲気やストーリー
・コントローラーにも対応、すぐに巻き戻しやり直しができるのでキーボードよりやりやすい
・日本語対応

微妙だった点

・基本的に1ステージは短いが、見ただけでうんざりするような複雑になりすぎた面も出てくる

 

総評

50/100

かわいくて面白いパズルだが、見た目に反した内容でなかなか一筋縄ではいかない難易度。それ故に気軽にやる、すき間時間にやる、といったカジュアルなパズルをしたい人には向かないかもしれない。だんだんと難しくなっていくバランスは良く、操作性やパズルの仕組みは悪くないので高難易度でも構わないという人にはおすすめ。

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