スパイ VS スパイの謎解きアドベンチャー「Agent A: A puzzle in disguise」の紹介レビュー

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Agent A: A puzzle in disguiseってこんなゲーム

オーストラリアのYak & Coが開発した謎解きポイント&クリック

プレイヤーはスパイ組織に所属するエージェントAとなり、女怪盗『ルビー・ラ・ルージュ』の隠れアジトに潜入する。アジトの中に仕掛けられた様々な罠をかいくぐり、仲間のエージェントたちを次々に殺害したルビーを捕縛し、彼女の計画を食い止めるのが目的となる。

 

ゲームプレイ

この海辺の豪邸がルビーのアジト。

一見すると普通の家に見えるが、地下の奥行きが広く、一人暮らしと思えないほどの部屋数がある。中はからくり屋敷ばりの仕掛けが各部屋に施されており、まさに迷路

各部屋にはレバーや隠しスイッチなど仕掛けが盛りだくさんにあり頭を悩まされる。

プレイヤーは部屋にあるヒントを参考にしたり入手したアイテムを使ってそれらを解いていく。操作性はマウス操作に最適化されていて、物を調べるのはクリック。アイテムの使用は右のアイテム欄からドラッグ&ドロップするだけ。

パズルの難易度はそこまで高くないが、数字のコードや色の並びを覚えるパターンが多いので、スクショを撮ったりメモを取っておくといいかもしれない。

ゲームは全5章で構成。

1章クリアするごとにストーリーが進展。ビジュアルもそうだが、ジェームズボンドさながらの渋いスパイ作品で、ストーリーの方もなかなか見所になっている。

 

良かった点

・オーソドックスでじっくり楽しめる謎解きの仕組み
・パズルを解くと部屋も変化していく凝った演出
・ポイント&クリックでも無闇にクリックするようなことがなく、インタラクトできるものがパッと見でわかりやすい
・60年代のスパイ作品に影響されたストーリー
・日本語対応

微妙だった点

・終盤は部屋がさらに増え、あちこち行ったり来たりの移動が多くなる

 

総評

70/100

価格的にもボリューム的にもお手頃な謎解きゲーム。後半は少しテンポ悪くなるが、全体的によくまとまっていて面白い。パズルを解いた後に部屋の景色が全然違うものに変わったりするサプライズが達成感を高めてくれます。安くて面白い謎解きゲームが好きな人におすすめ。

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