黄昏ニ眠ル街のトレイラー動画
黄昏ニ眠ル街ってこんなゲーム
あらすじ
ご自慢の飛行船に乗って旅をしていた少女ユクモ。その旅の途中、突然未知の力を受けて飛行船が故障してしまい、「黄昏の霧」に覆われたトウエンの地に辿り着く。
そして、そこで出会った猫そっくりのネズ族コガラと共に黄昏の霧を晴らす冒険に出ることになる・・・というあらすじ。
ゲームの流れ
黄昏の霧は「神木の加護」を受けることで晴れる、ということでトウエンの各地にある神木を目指します。まずは最初の街から他の街へ移動するために飛行船を修理するところから始まります。
飛行船を動かすにはこの摩訶不思議なエネルギー「大地の源」が必要で、これを集めることにより行ける街が増え、行動範囲が広がっていきます。
神木は街のわかりやすい場所にありますが、まずはその手前にある聖域でパズル、ジャンプをして飛び移るプラットフォーマー的な試練をいくつかクリアしなければなりません。
試練はお金を払うことでスキップすることも可能。お金は結構貴重なので、クリアできそうなものは自力で頑張った方がいいかもしれません。
全ての試練をクリアすると神木への道が開かれ、その地の黄昏の霧が晴れていきます。霧が晴れると行けなかったエリアにも行くことができるようになります。
ゲームの後半は大地の源をひたすら集めることになります。これがなかなか大変・・・。
街には学園や旅館といった場所もあり、その場所限定のコスチュームやアイテムが買える、ちょっとしたお遊び要素もあり。
ゲームの操作
マウスキーボード、ゲームコントローラーで操作します。
良かった点・微妙だった点
街並みと音楽が美しい良雰囲気ゲー
街の作りこみや音楽は前評判通り良かった。プレイ時間のほとんどを街での大地の源集めに費やすことになったが、飽きや作業感を感じさせられなかったのは美しい街並み、音楽があったおかげだと思う。見晴らしのいい場所を探してスクショを撮ったり、何も考えずにぼーっと街を探索するだけでもすごく楽しめるゲームでした。
アクションゲームが苦手な人でもクリアできる易しい仕様
意外とシビアな操作が要求されるゲームだったが、聖域の試練はスキップすることができるし、キーアイテムを取るのもそこまで難しくない。アクションゲームが苦手な人でも安心してクリアまで遊ぶことができます。
素性が謎過ぎる主人公
こういう雰囲気ゲーでは語りすぎないところが良いところでもあるとは思うが、本作の主人公は謎が多すぎるので、少し説明が欲しかった。
普通困っている人がいたら助けるのがこの手の主人公だと思うのだが、ネズ族が飛ばしてしまった風船を取ってあげようとしたら逆に割ったり、ネズ族が丹精に作った壺を目の前で壊したり、ゴミ袋を見かけたら蹴とばすという主人公の奇行が多くて、無口で表情を一切変えない作りも相まって主人公のことが少し不気味に感じました。黄昏の霧が関係してるのか、人が全くいないことが関係してるのか、最後に主人公の謎が明かされるのではと期待していたが何もなくモヤモヤ感だけが残った。
黄昏ニ眠ル街をプレイした感想まとめ
6時間ほどでクリアした感想。
日本っぽいアジア風の雰囲気が特徴的で、街を探索するのが楽しいゲームでしたが、良くも悪くも雰囲気ゲーの域を出ず、少し物足りなさも感じるゲームでした。街の作りこみはすごく良いのでこのゲームの街をそのまま使ったRPGとかやりたい気持ちになりました。美しい街を探索するゲーム、良雰囲気ゲーがやりたい人にはオススメします。