魔法を作って最強のウィザードを目指すローグライクアクション「Paper Wizards」の紹介レビュー

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Paper Wizardsってこんなゲーム

2022年9月5日にAdam Avramovからリリースされた魔法特化のローグライクアクション。

 

ゲームプレイ

プレイヤーは新米の魔法使いとなり、モンスターが支配するダンジョンを攻略していく。

攻撃アクションは魔法のみで、左と右クリックに好きな魔法をセットして戦う。

ローグライク仕様のため、ダンジョンはランダム生成。モンスターの種類が入る度に変わり、倒されると基地に戻され最初からやり直しになる。ダンジョン攻略を進めていく中で自キャラを強化していくのがローグライクアクションにはありがちだが、本作にはダンジョン内のアイテムを装備して能力を高めたりすることやレベルアップによるキャラの強化などは一切無し。

その代わりとして魔法クラフト機能があり、基地とダンジョンを何度も行き来して強い魔法を作っていくというのが本作の流れ。敵を全滅させると次のステージに進むことができ、宝箱などからクラフトに必要なクリスタルや石板を手に入れることが目的となる。

 

良かった点

・ゆるかわなファンタジー
・プレイヤーが思い描く最強の魔法を作れる
・ほぼ移動と魔法のみで操作が簡単
・無料で遊べる

 

魔法を作れる

好きな魔法を作成できるのがこのゲーム一番の特徴。

属性、発動タイミング、対象、クールダウンなどなど魔法の特性を決める項目がかなり細かく、石板がそのプロパティ(例えば属性なら火や水や雷)になるため、ダンジョンから石板をたくさん持ち帰るとその分だけ作れる魔法の種類も増えていく。

与えるダメージ量を増やすにはクリスタルが必要でこれもまたダンジョンで手に入る。

 

微妙だった点

・マナを回復するためには待つ必要があり、この待ち時間が非常に長い
・作れる魔法の種類は多いが、エフェクトのバリエーションが少ない
・日本語非対応

 

魔法のエフェクトが少ない

作成できる魔法の種類は底無しだが、エフェクトの種類は不足している。

唱えても同じようなエフェクトしかないため魔法を作る楽しみは半減。中にはエフェクトが全くない魔法が作られることもあり、せっかく作っても残念な結果になることがある。

 

総評

39/100

ファンタジーの世界で誰とも被らない最強の魔法使いになれる夢のようなゲームだが、無料ゲーというのもあって磨きがいまひとつ足りてない印象。魔法にワクワクできるような感じはなく、ガッカリ部分の方が大きい。あまりおすすめはできないが、魔法クラフトのシステムはなかなか他には無いユニークなところがあるので、気になったらやってみてほしい。

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